昔はどこでも 作られていた |
昔は灯りの油として良く使われていた荏胡麻(エゴマ)。しかし、なたね栽培の普及により荏胡麻の栽培量は激減。 現在では国産のエゴマは希少品になってしまいました。荏胡麻は胡麻と同じく縄文時代から日本で栽培されていた大切な種。いつくの郷では自然栽培により29年からエゴマ栽培を始めてみました。 |
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荏胡麻(エゴマ)の特性 | 荏胡麻には人体に不可欠な必須脂肪酸であるα-リノレン酸(アルファリノレン酸)を豊富に含んでいます。 α-リノレン酸は人の体内では作ることが出来ないため食べ物からしか摂取出来ず、α-リノレン酸は必須脂肪酸と呼ばれております。α-リノレン酸は体内においてEPAやDHAに変わります。良く聞かれるこの二つは青魚に多い成分として知られています。 必須脂肪酸のα-リノレン酸は癌の抑制効果や炎症を抑えるように体内において働きます。 またアトピー・成人病・アレルギーなどに対しても素晴しい抑制効果を発揮することが報じられています。 そんな素晴しい油をもつ実(種)が荏胡麻なのです! 一物全体の考えから、いつくの郷では油として実を採るのではなく、実そのものを御召し上がって頂きたいと思っています。軽く炒って、ご飯等にかけてみてください。程よい香りが、食欲を増すはずです。 ご飯だけでなくうどんやそばのおつゆやおかずでも、ふりかけ?!感覚で。お菓子とかパンに混ぜたりもしますし、サラダの飾付にしても良いかもしれません。紫蘇科なので、噛むとふわっと良い香りがしてきます。 摺ってみれば飛騨の五平餅みたいに裏方の役目を果たしますし、醤油等を加えれば香りよい調味料が出来上がります。 実での販売ですので油とは違い酸化も遅いでしょうがなるべくお早めにお召し上がり下さい。 冷凍保存が利きますのでご都合に合わせてお使いください。 ・天日干し後、水洗いをして目視で虫食いなどを取り除きます ・圃場:新潟県佐渡市平清水 |
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